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日々のものづくり&気になることいろいろメモ

[works] PHPスペシャル「お悩みきらきら」4月号

PHPスペシャル4月号が発売されています。今回の「川村妙慶さんのお悩みきらきら」はP142〜P144です。よかったら見てみてくださいね。 今月は、過去の人間関係のトラウマから、毎日何をしてても楽しくなくなってしまったというお悩みです。 イラストでは、心の奥底に深く根付いてしまった悲しみを表現しました。 コレ!っていう原因をシンプルに追求できない悲しみってつらいですねー。私も描きながら悲しい気持ちになってしまいました・・・。(感情移入ってやつですね) お悩みきらきら4月号イラスト 今回からイラストに説明をつけることにしました。 あぁ、もっと上手くなりたい!! 3月号はこんな感じでした!

2度目の冬でした

今年の長野県の冬は、記録的な暖冬だったとニュースで言ってましたよ。例年より2℃以上も気温が高くて、雪も全然降らなかったそうな。あぁ冬が終わるんだなぁという気持ちになっているので、今日はなんとなく今年の冬について書きたくなっちゃいました。

去年はたしか、2ヶ月くらいずーっと雪が溶けずに白い景色のままだった気がします。。
そして3月になってもまだ雪がのこっていて、溶けた!と思った瞬間にだだだーっとそこらへんの草木が芽吹いて花を咲かせたのが印象的でしたよ。

さらに、桃と梅と桜の花が同じ時期に咲いていて不思議だったような気が・・・。って、この記憶はちょっと自信がないけれど、桜がキレイだったのは4月の半ばだったのは確かで、今年はもう咲くみたいなのですよ。ほんと、今年と去年とは全然ちがうなぁ。

初めての冬を体験した去年は、家族から特別寒い冬だったと聞いていて、普段の冬の寒さは去年と今年の間くらいなのかなぁと思っていたんだけれど、先日会った地元の友人は普段も寒さも去年の冬くらいだと言ってました。きゃー。去年は生命の危機を感じたのに・・・。

なんだか、まだまだやっぱり私はよそから来た人なんだなぁと思って、ちょっと寂しくなっちゃいました。。でもまだ2年目だし、仕方がないかー。

今日も既に、ストーブをつけずに過ごせるくらい暖かかったんだけれど、ちょうど一週間前はボタン雪が降って20cmくらい積もってたんですよー。なんだか不思議。
でも、もうこんなに降るのはこの冬最後だったのかもしれないですね!写真をのっけとこうっと。
2008-9冬最後の雪かな?

今年はこんなボタン雪自体を見るのも珍しい感じだったのです。
珍しすぎて、なぜか散歩中の犬まで写真に撮りたくなっちゃったくらい。笑

肉球が冷たそう
服は着せてもらってるけど、肉球が冷たそうだ!

あー、なんだか久しぶりに更新するせいか、文章がいつも以上にだらだらしちゃってますね。ゴメンナサイ!なので、きょうはこのへんでー。

つながってきてる。

昨日「何のために?」という記事を書いてから、
またしばらく考えていて、あっそうだっ。と思えた事がありました。

今わたしはイラストレーターだったり、主婦だったり、イラストや絵本の作品づくりもしているのですが、じつはそんな境遇になった当初からつい最近までは色々と焦る気持ちがあったんです。

もっと前は一人暮らしをしていて、仕事が忙しかったのもあって、仕事中心の生活をしていました。家事も得意じゃなくて、仕事をこなす事が精一杯で、仕事だけだったと言ってもいいくらい。

そんな境遇から、急に今の環境へ変化したのもあって、やっぱり前みたいに仕事に時間をさけない事で、仕事量も減るわけで、色んな事が中途半端になってしまうんじゃないか・・・と焦ってしまっていたんです。

けれど最近になって、確かにそれぞれに使える時間は短くなってしまったけれど、不思議な事にそれぞれで得た経験や感覚が影響し合ってる事を実感できてきたんです。それも、いい意味で。
たとえば、生活の仕方や、絵の描き方、仕事の進め方、料理、片付けなど、一見別々のようなことも、本質的な部分でつながっている感じがしたのです。もっと詳しく言うと、昨日書いたことに補足を加えて「マクロ的な意味では目標は漠然としていてもよく、生活や実績にハリを持たせるためにミクロな意味での目標が必要」と思った事がその1つです。

そう思えるのは、自分の方向性みたいなものをはっきり形づくれてきたからなのかなぁ・・・。
おかげで今では、以前よりもそれぞれの作業に集中できてきたり、そういったつながりをふと感じる瞬間が楽しくなってきました。

でもやっぱりそんな風に考えられるようになったのは、家族のおかげだ!と思います。感謝しなくちゃですねー。
それと、やっぱり頭でばかり考えちゃってて作品自体にまだまだ活かしきれてないとかなり自覚しています。。私自身、まさにアフロくんなのですよね。でもここを嘆き続けても仕方が無い・・・。手を動かさなくては。少しずつ地道にがんばっていきたいです。

何のために?

今日たまたま本屋で絵本のコーナーをのぞいたら、「○才のえほん」というタイトルが並んでいるのに目が止まりました。

そうだよな、年齢に合わせてえらぶ絵本も違うんだよなーと、別に知らなかったわけじゃなく改めて思ったのですが、その流れでふと「自分が作ってる絵本って、何才のコが読めるんだろう?」と思いました。

実際は“作りたいから、作りたいように作ってる”状態で、ひとまず自由に作品を増やしていけたら・・・という感じなのですが、
今日は「これからはもっと対象をはっきりさせて作った方がいいのかなぁ」と思ってしまいました。

でも結局今は、自由に作ろうと思い直しました。
なぜなら、今は個人的な作品を作ってるに過ぎず、技術不足もあってまずは自由に作って色々と経験すればいいのかもしれないなぁと思うのと、多分これから自然に具体的な対象が現れる時がくる気がしたからです。

でも、何のためにやってるんだろう?って事って、絵本に限らずイラストを描く事自体にも思ったりします。絵本もイラストも、結局のところ、なんでやってるのか、なんでこんなに必死に続けようとするのか自分でも分かりません。笑
すごく前からやりたいと思っているからというのもあって、今いくら理由を考えても、後づけな感じがしてしまって。

でも、そういうものなのかもしれませんよね。
なんというか、マクロな意味では目的は必要ないけれど、ミクロな意味では具体的な目的を掲げたほうが取り組みやすいということなんだと思います。

1,2年前の私だったらきっと、絵本もしっかりと対象を思い浮かべてやらなくちゃ!と思ってギューギューに頑張ろうとしたような気がします。仕事で何かをデザインしたりイラストを描いたりする時は、きちんと見る人・使う人のことをイメージして取り組まないといけないと思うけれど、そのほかで今の私が作るものには、必ずしもそれは必要ないのかもしれないなぁと思いました。

なんだか、今は通過点に過ぎないような気がして。
どこに向かっているのか、何のためにやっているのかは漠然としているけれど、不思議と確実にどこか(それもだいたい同じ方向)へ向かっている実感があって、自分自身もそこへどんどん向かいたい思いがあります。

なので、今はそこへの通過点に過ぎないんですよね(なぜか繰り返し書いちゃました。笑)
そう思えた時に、なんだか気持ちがすごく楽になれた気がします。自由度が増して、目の前の事に集中できそうな感じがして。。自然体になれそうというか。。

実際のところは、頭で考える事に、手が着いて行けていない状態なのですがねー。笑
これから少しずつでも追いつければいいなぁと思っています。努力努力。

ブックハカセの絵本メモ@09.02.21

えーっと、、絵本づくりは前回のメモからあまりすすめられていません!!ちょっと焦ってきました。笑
でも落ち着いてマイペースに取り組んでいければ!と思います・・・・・

というのは、やっぱりストーリーをどうすすめていくかという所で迷ってしまうわけなのです。。ここは前作のときもかなり時間をかけてしまったし。

でも、今日なんだかふと、もう画面イメージの制作に取りかかってしまおうかと思いました。ストーリーも途中までは固まってきているし。それにその方が、前回と全然違う作り方になって得られるものもありそう!

なのですが、それでもまだ頭の中でモンモンやっていて、今夜あたりにでも手を動かしてみるかって感じなんですけど、たまたま今日「おっ」と思えた事があったのでここにメモっておこうと思いました。

車でPsapp(“ロンドンを拠点に活動するエレクトロ・トイ・ポップ・デュオ”らしいですよ)の曲を聴いていて「この人たちの曲好きだなぁ、そういえばPVはどんな感じだろう?そっちもいい感じだったりするかな。」と思いついて帰って早速探してみたのです。

そしたらあるある!
で、見始めたらアニメーションのものが多くて、絵本づくりにも参考になりそうだったんです。

こんな感じとか・・・
●Psapp - Monster Song

(あとはURLをちょっと覚え書きさせていただいて。。)
●Psapp - About Fun
http://www.youtube.com/watch?v=pRrPZZdo3dM

●psapp - On Site
http://www.youtube.com/watch?v=cJzdLrD_5Po

(けっこうシュールな雰囲気ばかりなのですが・・・)

長谷川集平さんの絵本づくりの本に、絵本のページをめくる効果と、映画の画面展開の効果(モンタージュ効果)とを重ねて話がされていたのですが、私が参考になると思ったのもそのあたりでした。

画面展開の仕方もそうなのですが、PVは映画より時間が短かったりするし、たまたまPsappのPVはアニメーションだったのもあって、構図や全体の構成などにさらに絵本ぽさを感じられて、そんな視点で見るのが面白くなってしまいました。
絵本をたくさん読むのもいいけれど、映像をたくさん見てもためになりそうですねー。

今まで感じていた事を再確認できたりして、偶然だったんですけどよい機会になりました。

こんな風に日々、何かと何かが別のところでフッとつながって、おっと思えたり、漠然と感じていたことを意識できたりする感じって好きだなぁ。
今回は絵本とPVでしたがほかにも色々あるので、また別の機会に書けるといいなぁと思います。

では、引き続きがんばりまーす。

▼これまでのブックハカセの絵本メモ
ブックハカセの絵本メモ@09.02.09
ブックハカセの絵本@08.09.20
ブックハカセの絵本@きっかけ