2025年もよろしくお願いいたします
旧年中に関わってくださった皆さま、ありがとうございました。
2025年もこれまで培った事を活かし、失敗してもめげず、デザイン・イラストレーション・絵本制作の1つ1つに最善を尽くそうと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
仕事始めは9日の予定です。
旧年中に関わってくださった皆さま、ありがとうございました。
2025年もこれまで培った事を活かし、失敗してもめげず、デザイン・イラストレーション・絵本制作の1つ1つに最善を尽くそうと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
仕事始めは9日の予定です。
絵本にも仕事にも生活にも出来うる限りに取り組み、前進できた気もするけれど、 全てにおいてまだ課題はたくさんあると思えた一年でした。
あたたかく見守っていただいた皆様、どうもありがとうございました。2024年もどうぞよろしくお願いいたします。
また来年も頑張りたいです。
今年も残りわずかとなりましたので、一年を振り返りました。
2022年は子どもの進学やプチ引っ越し・お弁当生活が始まったりなど、生活面で大きな変化があり、制作活動をセーブした一年でした。
春にサイダーラベルやポストカードのイラスト・デザイン、抽象画でグループ展参加、秋に絵本関連のグループ展参加、これらについてはお知らせできたと思いますが、その他には絵本の塾に参加したり、コンペに応募したり。2,3点の未発表作品の作業もおこないました。
イラストやデザインのお仕事は主にリピートのお客様と。変わらず楽しく取り組ませていただきました。今年も大変ありがたい機会をいただきました。限定数販売だった上高地サイダーはシーズン途中に完売し、おかげさまで来シーズンも店頭に並ぶそうです。安曇野サイダー共々、デザインを使い続けていただけたらいいなと願っています。
絵本関連は未だ足踏み状態、なかなか通用する段階にいたらずですが、絵についてはコツコツ取り組んできた事に対しよい感触もあるので、なんとか踏ん張っています。
1人で作るのをやめて以来、テキストが良くないと絵も一緒にお蔵入りしたり、そもそも絵を仕上げるまでに至らなかったりで徒労感を呼びがち・・・。テキストのスキル不足は絵の探求にも大きく影響していそうな気がします。本当に、塾や周囲の方々の励ましのおかげでやれています。販売絵本のご購入や☆評価をいただくこともしかり。今年もどうもありがとうございました。
そのほかには内面的なところで、自分以外の誰かの作品を観る目に変化がありました。
コロナ禍で美術館やギャラリーへ出かける機会がすっかり無くなり、久しぶりに抽象画を観に行ったら「あれ?なんか違う見方をしてるな?」と感じました。なんというか、これまでの目では表象寄りでみていたのが、新しい目ではそれはただ結果的な形にすぎず、目にみえない過程や考えなどのほうが気になり、それが解放され、のびのびと表現されていると良さを感じる気がします。
それに伴い自分は何かにガチガチに捕らわれてしまっている、そこから解放された時、作品も良くなるんじゃないか・・・と省みたりもしました。
仮にその感覚がいい兆しであったとして・・・実際に取り組むとすると、もっともっと自分のコンディションが良くないと始まらない気がしました。
母を亡くしたのは2016年ですが、それからの数年は色々あって気持ちが落ち込んでいたり、結果が上手く出せなかったり、コロナ禍になったりして、元気の風船が上手く膨らまないでいました。
それが最近になってやっと、散歩、読書、運動からでも何でもいいので、これからたくさん笑っていきたい、そうしたら風船も膨らむんじゃないかと思えてきています。生活拠点が変わったのも大きいかもしれません。
プレッシャーだらけで始まったお弁当づくりもだんだん「食べたい」気持ちでやれるようになってきたし、コンディション良くするのに悪いことは何もなさそう。この調子で 気楽であはは な日々を目指そうとおもいます。
ここまで読んでくださる方はいらっしゃるでしょうか。もしいらっしゃったなら、どうもありがとうございます。お疲れさまでした。
一年間お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。
東日本大震災からもう10年経つのか。
あの時、安曇野のこの家も結構長く揺れ、テレビの映像に驚いた。当時1才の息子はまだ揺れや津波の映像を怖がる感じじゃないようでホッとした感覚を思い出す。原発事故が起こってしまいどんな影響を受けるか全く分からない間は、昆布をたくさん食べようとしたり(これはすぐに意味無いと分かった)、息子が畑でミニトマトを採って食べようとしたら一応洗って食べさせたりもした。大人より子供への影響が大きいとの事から出来る限りの事をしておかなければと思って。物事をきちんと考えはじめるなら今でしょうって、より色々な事を知ろうとするきっかけになったと思う。
食(放射性物質や添加物など)の不安から始まり、科学や医療、はたまた政治に関する事まで知りたい欲の赴くまま読み続け、今では自分で考えるための土台(体幹?)ができた。
そう思えるようになったのは、震災や原発事故関連のことで、専門家や、現場で向き合う方々が、デマが広がらないように説明する努力を重ねてくださっていたおかげだ。
特にTwitterは、短い文で要点が述べられ、データも示され、その反論に対する反論…議論?も行われ、あらゆる角度から知りたい事を知れた。
残念ながら、考えの違う人同士の議論の結果はほぼ決裂するのだけど…、そのやりとりを見ている人の考えが変わることを切実に祈り、身を削って発信を続けてくださっている方を何人もみかけ、そのたびに感動した。
それがはじめて不安を捨てて信じていいと思えたきっかけだと思う。あの時は、本当に嬉しかったな。陰謀論も色々みて不安になっちゃってたので、世の中捨てたもんじゃないって光が差した瞬間だった。そうやって一つ、論理構造?を把握できたことで、その後ほかの事についても考えやすくなっていった。土台といったのはこの事。私は直接被災しなかった立場だけれど、こんな影響の受け方をした事を忘れないで居ようと思う。
具体的に色々みてきた内容を、ここに書くのは難しすぎるので書かない。
ただ、一番知れて良かったと思うのは、各事柄についてはどこかに必ず真摯に向き合って誠実な“いい仕事”をしている方々がいるという事。そして、自分の心の中の不安に見切りをつける事で、その仕事をお手伝いできるかもしれない事。絶対無視したくない仕事たち。敬意を表し続けたい。
そうだよな。誠実な姿勢でいれば、大きな不安ならなおさら、あらゆる叡智を尽くして解消しようとするよね。それで時を経て多角的に検証されるから、難しくて分からなかった不安もだんだん減っていくよね。
もし世の中が、そんな誰かのいい仕事で多く成り立っているとしたら、なんと素晴らしいことだろう。分からないけど、私はそうあってほしい。まだ隠れているそんな人たちの存在も知りたいし、そんな世の中のいい部分を子にも伝えていけたらと思う。逆にその事を脅かそうとするデマには毅然とした態度を取りたい。
これからも考えていかなくちゃいけない事はあるけれど、いまそんな風に思えているのは良かったと思う。自分もいい仕事できたらな。
ますます復興がすすんで、人々の不安な気持ちも減っていきますように。日々おだやかに暮らせますように。
『ええっと たぶん かなったな』え・ぶん カワカミサエコ
エンは なきたいとき、
からだの まんなかあたりに こっそりあめをふらせます。
そうすると めからなみだが でないので、
まえは 「なきむしエン」とよばれていたけれど、
いまではすっかり ただの「エン」です。
「なきむしエン」だったころは、
なみだでせかいが にじんでみえて ころんでばかり。
あぶなくて おさんぽさえも みんなにやめろととめられて、
おうちでひとり ないてばかりのまいにちでしたが、
ただの「エン」になってからは、
こっそりあめをふらせながら なんでもできて
みんなとたのしく くらせています。
そんなあるひ、
「だいじょうぶ?」と こえをかけられました。
さいきん ひっこしてきた おむかいさんです。
エンは ドキッとしました。
とっさに「ええっと、なんのこと?」などといって とおりすぎましたが、
おむかいさんなので まいにちかおを あわせてしまうのでした。
「きみ、だいじょうぶ?」
「ねえねえ、だいじょうぶ?」
「おーい! ほんとうに だいじょうぶなのかい?!」
こまったことに そうきかれればきかれるほど、
エンはどんどん なきたくなるのでした。
そして とうとうこらえきれなくなって、
めから なみだがこぼれてしまったのです。
エンはおどろき いちもくさんに にげだしました。
むらのはずれの はらっぱのおくの
せのたかい くさむらのなかに かくれて、
めからながれるだけの なみだをながしました。
そして さいごのなみだをぬぐいながら
エンが「はぁ、かえりたくないな…」と つぶやくと、
こんどは ほかのだれかがなきだしました。
「ぼくは、かえりたいよ…」
いもむしのモムでした。
モムは なきながらいいました。
「とりにつかまり いのちからがら にげだしたのはいいが、
おっこちたのが ここさ。このあしで やまは あるけないだろう?
なかまと ロモチであうやくそくなのに、はたせないんだよ…。」
ロモチが やまのうえのほうにある ということは
うわさに きいたことがあります。
ほんとうにかなしそうな モムをみて、
エンも なきたくなってしまいました。
「ええっと… わたしなら、あるけるかもしれない。
わたしが いっしょにいくよ。」
エンも きょうはかえりたくなかったので、
ちょうどよい ようじだとおもったのです。
モムはとてもよろこびました。
やまにはいると ふかいもり。
ながいくねくねみちが、ずっとおくのほうまで つづいていました。
ちかみちをしようとすれば イライラクサの しげみのトゲトゲが
チクチクささっていたいので エンはなきたくなりましたが、
モムのはなしをきいていると なんとかきがまぎれます。
「ロモチはね、みちのりが けわしかったり なんてことなかったりとか、
ねがいが かなったり かなわなかったりする ふしぎなばしょなんだって。
めじるしは、タブンノキ とよばれる おおきな き で、くちぐせがね…」
さいごまで はなしおわらないうちに モムはだまってしまいました。
さなぎになったのです。
さなぎになったモムは つきあかりがすけて
ほうせきみたいに きれいでした。
エンは あるきながらなんどもながめ、タブンノキのくちぐせは
やっぱり “たぶん” かな?とかかんがえて きをまぎらせました。
「おお。それは“たぶん”、ロモチョウのさなぎだよ。
「あ!あなたは、タブンノキさん?」
「ああ、そうだよ。たぶんね。」
エンは すこしわらってしまいました。
じぶんのなまえなのに、たぶん だなんていうひとに あったことがなかったからです。
そんなエンをみて き もにっこりしました。
「わたしのことは、みんな すきかってによぶ。
いまは タブンノキ とよばれている 。おそらくね。
わたしは きがついたらここにいた。
いままで たくさんのことを ひとからきいてきたが、なにしろ ここからうごけない。
じぶんで たしかめたことがないから たぶん なのだよ。」
「ええっと、ここがロモチという ばしょなのですか?」
「それもよくきかれるのだが、
たぶんここは ロモチというばしょではない。
かんがえるに ねがいをかなえるのは、ここ、ロモチ。
コ、コ、ロ、モ、チ、しだい。ということなのだろう。おそらく。」
エンはしばらくかんがえましたが、
よくわからなくて なきたくなりました。
「そんなときはたぶん、ふりかえらず、ただおもうがままに
まっすぐすすんでみればいい。おそらくそれでいい。」
そのとき「おはよう」とこえがしました。
みてみると はねがすこしぬれてくしゃくしゃした チョウがいます。
「モムさん?!だいじょうぶ?!」と エンがきくと、
「うん だいじょうぶ、すぐかわく!」と げんきにこたえました。
すっかりきれいなチョウになったモムは、ぎこちなくとびたちました。
「やくそくのばしょは このおくだよ。ありがとう!いくね!」
エンはおいかけました。
もりをぬけると モムとそっくりなチョウが たくさんいて、
いっせいに とびたとうとしていました。
「そういえば、キミのねがいはなに?いってみなよ!」モムのこえです。
「わたし…わたしは、、つよくなりたい!」エンのこえがひびきわたりました。
でもどういうわけか、さけびながら なきたくなってしまいました。
「あーあ。かなわなかったな」
チョウたちがとびたつと あたりがよくみえて
なんぼんかのみちが あらわれました。
タブンノキ がいったとおりに まっすぐすすんでみると、
のぼってきたみちよりも すこしあるきやすく
ちがったけしきが みえました。
いえにつくとほっとして、エンは さっそく なきたくなりました。
すると、やっぱり おむかいさんがやってきました。
「だいじょうぶ?」
「ええっと… だいじょうぶ、すぐかわく!たぶん…ふふふ。」
エンは ロモチのことをおもいだして すこしわらってしまいました。
すると それにつられて おむかいさんも くすくすとわらいました。
あいかわらず、エンのまんなかのあたりは あめふりなままでした。
おしまい
はじまりました!
7名の作家さんの中の1人として出展しています。
新作は9点。すべて額付きでご購入できます。ほかには絵本、ポストカードに加えて今回は しおり も販売しています。
『HAPPY DAYS展』
2017年5月31日(水)〜6月5日(月)
11:00〜19:00(初日は12時から・最終日は17時まで)
パーティー>>6月3日(土)17:00〜19:00
Mireya Gallery ミレージャギャラリー
東京都中央区銀座2-10-5オオイイル4F
03-6303-8844
www.mireyagallery.com
今年も東京・銀座のミレージャギャラリーさんからお誘い頂き、5月31日からのグループ展に参加することになっています。テーマは「HAPPY DAYS」7名の作家さんの中の1人として作品を出展させていただきます。
「あるひのねこ」の一部です。
ねこは毎日さかなつりをして暮らしています。
「きたきた」の一部です。
ふたりがいつもここに来るのは理由があります。
今回もこの2点のような絵本の中のワンシーンのような作品と、新たに抽象画や小品にも挑戦中です。
ミレージャギャラリーさんでのグループ展には、7度目の参加となります。どうかあたたかく見守って頂けると嬉しいです。
『HAPPY DAYS展』
【日時】---------------------------------------
2017年5月31日(水)〜6月5日(月)
11:00〜19:00(初日は12時から・最終日は17時まで)
★パーティー>>6月3日(土)17:00〜19:00
【場所】---------------------------------------
Mireya Gallery
ミレージャギャラリー(銀座)
東京都中央区銀座2-10-5オオイイル4F
03-6303-8844
http://www.mireyagallery.com/
【東京メトロ】
<銀座線・日比谷線・丸ノ内線>
銀座駅(A13番出口)から4分
<有楽町線>
銀座一丁目駅(10番・11番出口)から1分
【JR】
有楽町駅(京橋口出口)から10分
【在廊日】-------------------
まだ未定ですが、在朗できるとしたら、
6/3(土)は15時以降、
6/4(日)は午後〜16時ごろになると思われます。