2022年を振り返ると
今年も残りわずかとなりましたので、一年を振り返りました。
2022年は子どもの進学やプチ引っ越し・お弁当生活が始まったりなど、生活面で大きな変化があり、制作活動をセーブした一年でした。
春にサイダーラベルやポストカードのイラスト・デザイン、抽象画でグループ展参加、秋に絵本関連のグループ展参加、これらについてはお知らせできたと思いますが、その他には絵本の塾に参加したり、コンペに応募したり。2,3点の未発表作品の作業もおこないました。
イラストやデザインのお仕事は主にリピートのお客様と。変わらず楽しく取り組ませていただきました。今年も大変ありがたい機会をいただきました。限定数販売だった上高地サイダーはシーズン途中に完売し、おかげさまで来シーズンも店頭に並ぶそうです。安曇野サイダー共々、デザインを使い続けていただけたらいいなと願っています。
絵本関連は未だ足踏み状態、なかなか通用する段階にいたらずですが、絵についてはコツコツ取り組んできた事に対しよい感触もあるので、なんとか踏ん張っています。
1人で作るのをやめて以来、テキストが良くないと絵も一緒にお蔵入りしたり、そもそも絵を仕上げるまでに至らなかったりで徒労感を呼びがち・・・。テキストのスキル不足は絵の探求にも大きく影響していそうな気がします。本当に、塾や周囲の方々の励ましのおかげでやれています。販売絵本のご購入や☆評価をいただくこともしかり。今年もどうもありがとうございました。
そのほかには内面的なところで、自分以外の誰かの作品を観る目に変化がありました。
コロナ禍で美術館やギャラリーへ出かける機会がすっかり無くなり、久しぶりに抽象画を観に行ったら「あれ?なんか違う見方をしてるな?」と感じました。なんというか、これまでの目では表象寄りでみていたのが、新しい目ではそれはただ結果的な形にすぎず、目にみえない過程や考えなどのほうが気になり、それが解放され、のびのびと表現されていると良さを感じる気がします。
それに伴い自分は何かにガチガチに捕らわれてしまっている、そこから解放された時、作品も良くなるんじゃないか・・・と省みたりもしました。
仮にその感覚がいい兆しであったとして・・・実際に取り組むとすると、もっともっと自分のコンディションが良くないと始まらない気がしました。
母を亡くしたのは2016年ですが、それからの数年は色々あって気持ちが落ち込んでいたり、結果が上手く出せなかったり、コロナ禍になったりして、元気の風船が上手く膨らまないでいました。
それが最近になってやっと、散歩、読書、運動からでも何でもいいので、これからたくさん笑っていきたい、そうしたら風船も膨らむんじゃないかと思えてきています。生活拠点が変わったのも大きいかもしれません。
プレッシャーだらけで始まったお弁当づくりもだんだん「食べたい」気持ちでやれるようになってきたし、コンディション良くするのに悪いことは何もなさそう。この調子で 気楽であはは な日々を目指そうとおもいます。
ここまで読んでくださる方はいらっしゃるでしょうか。もしいらっしゃったなら、どうもありがとうございます。お疲れさまでした。
一年間お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。