アフロくんの絵本@08.2.25

やっと集中できてきました。

まだまだ15画面の構成を考えて絵コンテを描いている所なのですが、
意外に、はじまりの部分に悩んでしまいました。。

ここではあまり詳しくは書けませんが、
それは読み手に主人公のアフロくんについて説明する部分で、
用意していた文章のまますすめようとすると、
ストーリーの部分とは全然別の雰囲気の、
“ただの説明のための画面”になっちゃって
なんだかつまらなくなっちゃうのです。

映画でもはじまりの何分かは背景や主人公についての説明がされてたりしますよね。
私はその部分が自然に作られているものが好きです。(当たり前かな?)
その方がそのあとのストーリーに自然に流れて
入っていける感じがして気持ちがいいなぁと思うからなのですが、
絵本も似てるんだなぁ思いました。

うちにある絵本の数は少ないのですが、
そういえばみんな自然だったなぁと思ってちらちら見てみると、
なるほど、参考になります。
登場するキャラについて説明しないままストーリーが始まって
その後だんだん分かるようになっているものや、
説明はしているんですが、見えない語り手が存在していて、
その立場から話すことで文体が統一され、
自然に感じられたりするのかなーと思いました。

あ、どちらも文体が統一されていないと不自然か・・・
うーん、今の時点では上手く表現できないのですが、
調べて行くと面白そうだなぁと思いました。
今回アフロくんの絵本で上手くいかないなぁと感じたのは、
文体が説明部分とストーリーとで
違ってしまっていたからだなぁと気づく事ができました。

こんな感じでほんの少しずつですが、すすめてまーす。

ほっっ。。

先週から今週にかけて仕事が忙しくなっていて、
今日やっと一段落しました。
明日からは修正対応をする位になるので比較的気分が楽になります。
(大きな修正が来ませんように!)

という事で絵本づくりをやっと再開できます!
今月は・・あと1週間ではないですか・・・ひぃ〜
といっても、今月中にやろうと決めたのは自分の中でのことなので、
実際はまだもう少し時間があるのですが・・・
できる限りがんばろうと思います!

でもさすがに疲れているので、
がんばるのはきっちり休んでからにします 笑
メリハリ♪

目とスイッチ

ちょっとブログの更新に間があいちゃいましたが、
その間の2日ほどは、あまり眠れずに仕事をしてました。
こんな状況は久々だったのですが、
深夜作業をする時って、なんだか別の事を考えつつ手を動かしたりしていませんか?
久々だったからそれに気づいたのか、単に集中できていないのか?
でも結構前向きで自分に刺激のある事を考えていたので、
自分としてはいい感じだなぁと思えました 笑

集中したり眠気を吹っ飛ばすために、
「*コロす!」という目をしようとしていました。
*漢字で検索されてヒットしたくないのでこんな書き方をしてます。
そういう目をしなさいと、以前教えてくれた方がいるんです。
同じ会社に勤めていて独立して経営者になられた方に言われて、
ずっと頭の中に存在する言葉があります。

「自分が飛躍するスイッチは、今だ!っていう押すタイミングがあって、
 力があってもそれを押さない人は普通のまま終わるんだよ。」とか、
「コロす!って目をして相手と話をするんだよ。」とか。

その方が「コロす!」と言うと、獲物を狙うようなイメージを連想してしまい、笑
私はそんな柄じゃないから向いてないのかなーとその時は思っちゃいましたが、
後になってその意味合いが分かった気がします。

その方は「コロす!っていう目」と表現されたけれど、
「まっすぐな目」とか、「真剣な眼差し」とか、そういう事なのかもなぁと。
仕事相手からそれを感じると安心できるし。
あと、深夜眠くても画面に向かって「コロす!」って思ったら、
不思議と集中力がぐっと出て来たりとかしましたよ。
意識がビシッとなるというか。
そういう目をするといい、とはこういう事かーと思いました。

スイッチのお話を聞いてからは、
私は以前よりも色々なスイッチが押せるようになれた気がします。
押すか押さないかでいうと、押してみたいと思うからです。
(ちゃんと色々考えた上で押しますよ・・・ 笑)

そんなことや、もっと力をつけたいだとか、
ものすごくメラメラと物事を考えながらの作業を終えたあとのお風呂は、
最高に気持ち良かったです♪

こんな事が、きちんと後につながっていくならば幸せなんだけどなぁ。
頭の中だけで終わらないように努力しなくちゃですね。

「ねこのセーター」に惹かれる

今日は今季一番くらいに雪が積もりだしました。
道路も真っ白で、ほんとに白の世界!(写真はないですが・・)

そんな中、本屋に出かけて絵本を買いました。
自分で絵本を制作中なので参考にと色々手にとってみていた中で、
一番好きだなーと思えたのが「ねこのセーター」。
100%orangeのお二人が本名で出されている絵本です。
森の絵本」の荒井良二さんの絵もキレイで迷ったのですが、
なんだか「ねこのセーター」のお話が心に残ったのでこちらを選びました。

不器用でありのままなねこの、ちょっと不思議で切ないような、
でもあたたかい感じもするお話で、
画面の構図や構成の仕方もいいなぁと思えました。
大人と子供で読んだ印象が違ってきそうな絶妙な表現が興味深いです。
でももしかしたら私は、ねこのセーターへの気持ちに一番惹かれたのかもしれません。
そこは大人も子供も感じることなのかも、という絶妙な感じというか。。
気になった方は一度みてみてくださいね。

ねこのセーター
▲ねこのセーター (学研おはなし絵本)

そういえば自分のつくりたい絵本もこんな、
大人も子供も読めたり、
人によって違った感じ方をしてもらえるものだったなぁ
と思い出しました。
確か、大学の卒業制作に取り組んだ時からそんなイメージをしている。
(絵本に関連する制作をしたのです)

でも、この絶妙な表現は難しそう。。
実現できるのはこの表現だけってわけではないと思うし、
実際に色んな人に読んでもらわないと結果が分からない、
自分の中だけでは判断できないことですものねー。
まだまだ色んなお話をつくってみる必要があるなぁと思います。

まず、今制作中のアフロくんの絵本はそれとはちょっと違うような感じがするので、
これからゆっくり焦らず試していきたいと思います。

イラストレーターズ通信vol.7に参加しています。

イラストレーターズ通信vol.7

「イラストレーターズ通信vol.7」が届きました。

イラストレーターズ通信はプロフェッショナルイラストレーターによるプロモーション小冊子で、私はvol.6から参加させていたき、今回はP19に私の作品と連絡先が掲載されています。
(名前は「川上冴子」になってます)

既にvol.7は売り切れてしまっていますが、出版社などイラストを発注する業種の方には送付されているかもしれないので、もしお手元にあれば一度ご覧になってみてください!

小冊子版「イラストレーターズ通信」入手方法

WEBイラストレーターズ通信

掲載したイラストはこちらで見ることができます。(イチゴケーキをクリック!)

アフロくんの絵本@08.2.6

アフロくんの絵本を4月下旬の展示&コンペに向けてつくっています。
まずは2月中に、印刷する手前の工程までを終わらせたい!
といっても既に6日・・・。そしてイラストの仕事も入っていてドキドキ。がんばらねば。

そんなわけで?今日から絵本づくりメモを書いていく事にしました。(すすめ方は我流なのですが)

1年前にはストーリーはほぼできあがっていて、なんだかんだと手をつけずに今になってしまったのですが、ここ数日はそれを*15画面に分けつつ構図を決めている所です。まずは絵コンテみたいに書いて、ある程度固まったら豆絵本でめくる効果を試すつもりです。

効果的な構図などを考えていると、文章も手直しする必要がでてきたりします。なかなか大切な作業なので慎重にいきたいところです。

絵本コンテ
あんまりちゃんと写ってませんが、ちゃんと写すのもどうかなぁって感じですよね。

*15画面・・・見開きの画面数。なぜ15画面なのかというと、定型の紙を無駄にしない経済的な画面数らしいです。市販の絵本はだいたい32ページ構成で、表紙(扉)+30P(見開き15画面)+裏表紙となっていて、それより増える場合は8ページずつ増やすのが一般的のようですよ。

アフロくんの絵本@過去メモより

昨日以前の絵本づくりメモを発見したのでのせておきます。
(※そのままの文章なのでひとり言っぽくなってます)
時間は経っているけれど今ちゃんとこの続きに取り組めているのはうれしい事だなぁと思います。

@06.11.20
ストーリーをねる

今アフロくんのえほんを作ってるよ。
ちょっと時間をかけてちゃんとやってみたい。

お話を作って、練り直したり、
ビジュアル化をどうしていこうか、スケッチしてみたりしてる。

@06.12.29
画面に分割

だいたいストーリーは考えられてたけど、
やっぱり自信がもてなかったり、
そこからなんとなくでもビジュアルをイメージしようとしても漠然としていたりでぜんぜんすすんでなかった。

でも今日ちょっとすすんだ。
実際にページにわけて文字をおいていったら、
絵本独特の「ページをめくってストーリーが展開していく」感覚がでてきて、ちょっと文章をなおしたり、画面の展開のさせかたをイメージできたりと、すこしモノとしての現実味が増した!

これからは、ある程度ストーリーが決まったら、こういう作業に切り替えてみるのがよさそう。

ページ数の目標とかはなくて自由に作って行こうとおもったけど、
結果的に中扉をいれて25ページになった。
くまっくると同じ。奇跡。

ひとつの絵本のストーリーとして、
このくらいのボリュームが適切やということかなぁ。

絵本制作のすすめ方がよくわからなかったけど、
こんな感じがいいのかなー

--------------------------------------------
(1)ストーリーを考える。
自由に。でもだらだらとした感じにはしない。

(2)ページ分割。
ストーリーがだいたい決まってきてすすまない感じがしてきたら、
ページごとにわけてみて擬似的に画面展開を行い、
ビジュアルイメージとともに考えながら文章にも手を加えつつすすめると良さそう。

(3)分割した文章をもとに、ラフスケッチ
Mac上で細かく詰めいくことを考えて、あくまでもラフな感じで。
単調にならないように、リズム感や強弱をつけた展開やレイアウトを考えるとかいう感じ。

(4)Macで制作
細かく描いていくわけやけど、だいたいどんな感じにするかのイメージはしておかなくちゃ。目標地点がぶれないように、効率よく。
--------------------------------------------

今日は2ができたから、明日からは3、4をがんばろ。

脳みそのはたらきシリーズ

脳のはたらきについて気になって、「無意識の領域を意識してみる」「幸せな脳みそ。」という記事を今までに書いたのですが、今度は旦那クンがこんなのがあったよ、読んでみなよと教えてくれました。読んでみると今までの記事に関連する事が書いてあってとても面白かったので紹介します。

ほぼ日刊イトイ新聞の『「ほぼ日」の睡眠論』という特集の中にある、「ねむりと記憶。」という連載。糸井さんと脳の海馬を研究している池谷裕二さんの対談です。

眠っている時の脳の働きについて池谷さんが話しているのですが、これが「ひらめき」につながるんじゃないかとおっしゃっている場面があります。
何やら人が深く眠っている時(ノンレム睡眠時)に、脳は100倍以上のスピードで働いて、起きている時の復習をしたり、記憶の断片をつなぎあわせたりしているらしいのです。それが「ひらめき」につながるんじゃないかと。
起きている時は30%しか働かない脳細胞も、深い眠りの時は100%動いているんですって。100%が100倍以上のスピードで働いているなんて・・・なんだかすごい事になっていそうですよねー。
とても興味深くてここに色々書きたくなっちゃうくらいですが、池谷さんのお話の方が100倍わかりやすいので興味を持った方は元の記事を読んでくださいね。笑

さらに池谷さんは「情報を遮断すると脳の働きが良くなる」という風な事をおっしゃっているのですが、私が前に書いた「孤独のプラス面」という記事に通じるところがあってとても共感が持てました。

最近も作品づくりに集中しようとしていて、自分が閉じていっている感覚があるんですよね。外の世界から一時身をひいて閉じこもろうとしているような感覚。自らそうしながらもやっぱりさびしい気持ちがあるんですけど、そういうものなんだと言い聞かせて自分を作業に没頭させようとしているんです。

脳みそってホントにおもしろい。また何か発見があったら書くと思います 笑

表札のデザインはこれに決まり。

ガチンコの末、やっと(ポストに貼付けるタイプの)表札のデザインが決定しました。

「カワカミサエコ」っていうのも表記したので、もう郵便屋さんを困らせずにすみそうです。
(届け出ている苗字がカワカミではないので「カワカミサエコ」と表札に書いておいた方が郵便物などが届きやすいのです)

描いている間に今後のイラストのイメージもできたりして、後につながる作業になりました。後につながる感じって気分がいいので、きっとドーパミンが出てるのかもですねえ。

表札
木のイラストをほどこしたデザインが採用されました。
これから本物やイラストの緑を家の中に少しずつ増やしていこうかと計画しています。

▼ドーパミンに関する記事
「幸せな脳みそ。」

ガチンコでいく

表札案

やろうと決めたら何でもガチンコ!な性分で、
なんだか家の表札(ポストに貼るタイプ)のデザインを考えるにあたってもガチンコしちゃってます。

この習性には自分にとって、よい物を作れたりするいい面があるけれど、ついついパワーをかけすぎちゃったりする悪い面もあるんですよね。かけるべき所に効率よくパワーをかけられればもうちょっと楽な人生になるだろうになー!と昔から思うのですが、苦は楽の種と思ってこんな不器用な自分も受け入れつつ過ごしてみています。

表札の場合はHAUSKAのロゴを入れるから結構大切なものだしだんなクンと、そりゃぁもうって感じのガチンコです。
いい感じになりますように!