memo
日々のものづくり&気になることいろいろメモ

「ねこのセーター」に惹かれる

今日は今季一番くらいに雪が積もりだしました。
道路も真っ白で、ほんとに白の世界!(写真はないですが・・)

そんな中、本屋に出かけて絵本を買いました。
自分で絵本を制作中なので参考にと色々手にとってみていた中で、
一番好きだなーと思えたのが「ねこのセーター」。
100%orangeのお二人が本名で出されている絵本です。
森の絵本」の荒井良二さんの絵もキレイで迷ったのですが、
なんだか「ねこのセーター」のお話が心に残ったのでこちらを選びました。

不器用でありのままなねこの、ちょっと不思議で切ないような、
でもあたたかい感じもするお話で、
画面の構図や構成の仕方もいいなぁと思えました。
大人と子供で読んだ印象が違ってきそうな絶妙な表現が興味深いです。
でももしかしたら私は、ねこのセーターへの気持ちに一番惹かれたのかもしれません。
そこは大人も子供も感じることなのかも、という絶妙な感じというか。。
気になった方は一度みてみてくださいね。

ねこのセーター
▲ねこのセーター (学研おはなし絵本)

そういえば自分のつくりたい絵本もこんな、
大人も子供も読めたり、
人によって違った感じ方をしてもらえるものだったなぁ
と思い出しました。
確か、大学の卒業制作に取り組んだ時からそんなイメージをしている。
(絵本に関連する制作をしたのです)

でも、この絶妙な表現は難しそう。。
実現できるのはこの表現だけってわけではないと思うし、
実際に色んな人に読んでもらわないと結果が分からない、
自分の中だけでは判断できないことですものねー。
まだまだ色んなお話をつくってみる必要があるなぁと思います。

まず、今制作中のアフロくんの絵本はそれとはちょっと違うような感じがするので、
これからゆっくり焦らず試していきたいと思います。