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日々のものづくり&気になること。

 

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まっすぐの力。

パンフ
先日、松本市美術館で上映されていた「≒草間彌生〜わたし大好き〜」を観てきました。

草間さんがF100号サイズのモノクロ作品シリーズ50作に取り組んでいる所を中心に撮影されていたのですが、アイデアスケッチもせずに黒いペンで一気に描き込んでいき、画面を仕上げる草間さんを早送りで観られるシーンがあり、そのものすごい勢いに、おぉ!と声が出そうになりましたよ。笑

どんどんアイデアが浮かんでくるし、描きたいから描き続けていて、描いている時は頭の中は真っ白で手が勝手に動くとか。そして、仕上がったものを観る度に「わぁ〜、ステキ♪」ってつぶやいちゃうくらいに自らの作品を愛していらっしゃいます。もうきっと80才近いのに(年齢のことを言うと怒られちゃうはずなのですが・・・)、ずっとずっとそんな勢いなのだそうです。すごい・・・!!!

人間的には、人に怒ったりもするけれど、素直に頼ってもいるし、一緒に笑ったりもするし、制作中は迷ったりもする、作品が仕上がるとウキウキ。本当にまっすぐで魅力的な方でした。そのまっすぐさに
強いパワーを感じます。

まっすぐの力。。ステキだなぁ。。
でもただまっすぐなだけで、人間らしく、自分らしくなれて、目標に向かってぐいぐい進んでいけるのでしょうか。
やはり、そこからさらに結果を出している方だからあんなに力強く、魅力的なのかもしれませんね。

感心しすぎて、ため息が出ちゃいました。

≒草間彌生 | near equal kusama yayoi
これまで様々な分野のアーティストを取り上げている、
ドキュメンタリー映画「≒(ニアイコール)シリーズ」の第5弾です。

さて、松本市美術館には草間さんの作品が常設されてもいます。
入り口の近くにはこんなモニュメントも。
モニュメント

そしてちょっと奥にすすむと・・・
自動販売機とベンチが水玉になってる!
水玉

直筆サイン入り!
サイン

そして、一番上の段にずらっと水玉模様の缶が並んでいます。
もしや、草間さんデザインのコ○コーラの缶?!

ウキウキして近づいてみたら、
コーラじゃないし、非売品でただの装飾でした 笑
非売品

なぜここは、こんなに草間さん関連のものを前に打ち出しているんだろうと思ったら、草間さんは長野県松本市生まれなのだそうです。なるほどな!
今回は常設展のほうをみる時間がなかったので、また近いうちに行かなくっちゃ。

松本市美術館

父の日キャンペーン。

父の日

ダンナくんと手掛けているサイトのこのイラストを描いたら、
なんだか自分の中でも父の日キャンペーンがはじまって、気づくとこんな画像を作っていました。誰に向けて作ってるんだろう?

お嫁に来たせいかついついこちらのお父さんの事ばかり考えちゃうけれど、ちゃんと自分の実家のお父さんの事も同じように考えたいなぁとか。そんな事を思いながら作りました。

働き出したいつからか、父の日と母の日に実家に何かを贈るようになりました。
いつもネットで品物を選んで贈るんですけど、今年はちょうど来週に大阪に帰るので、少し遅くなるけれど初めて手渡しをしようかと思っています!
実際は照れくさくって素直に感謝の気持ちなんて言えないんだろうなぁ。笑

でも、こんな画像をつくったのは、
みんながお父さんや家族や友人を大切に思って平和を願えば、
悲しい事件も減るのかもしれないなぁと思ったからかもしれません。
それと個人的なことですが、できればこんな日にちゃんと想ってもらえる親になりたいなぁとか。

大阪の実家のお父さんに贈る品物は、盆栽にしました。笑
なんだかいつも無性に緑を贈りたくなるんですよねー。
今年は私がお嫁に行って初めての父の日なので、
長野っぽくりんごの木を贈ってみます。

ちゃんと、育ててくれるかなー。

ブックカバーをつくってみる

この間お気に入りのカフェで本を読んでいたときに、
その本のカバーが本屋さんの名前やロゴ入りの、
紫色のカバーのままだったので、あー、惜しい!と思いました。
あと、ここさえ好きな感じだったら満足度がさらにアップしていたのになぁって。

で、今つくってみています。
ひとまず好きな感じのイラストを描いて、プリントアウトして・・・という方法です。

文庫本だったらA4サイズの紙でつくれるので、
ダウンロードできるようにしたら使ってくれる人、いるかなぁ。
いいのができたら、の話だけれど。

これは、単行本サイズを試しているところ。
ブックカバー

最近かわいいなぁと思っている、八重矢車草を描いてみようとしてます。
おそろいのしおりも作りたいなー♪

常日頃、家の中にかざりたいイラストを描きたいと思っているのに
なかなかできていない状態なので、こういう所から広げていければいいなぁ。

あとにつながりそうなこと、どんどんやっていきたいです。

楽しくない話。

ごきげんようの小堺さんなら、どう略すだろう?
「たのばな!」だと、楽しい話とおなじだし、
「たのしくない・・・」とか「もう・・・いやんなっちゃう」とかかな。

さてさて、いつもいつもここには楽しい〜って書くことがおおいのですが、なんだかたまには楽しくない事も書いてみようかと思いました。今日は読んでいて楽しくないかもしれません。ごめんなさい!

ここ数日の話なわけではないのですが。
時間が経ったり環境が変わったりすると、近づく人もいれば離れて行く人もいるんだなぁと、しみじみ思うんです。出会える事や身近に感じられる事はうれしいけど、別れはとても悲しい。。
そして、うれしい事があったから悲しみが飛んでいっちゃうなんて事は無く、悲しさの量やレベルは変わらないものなんだなぁと感じました。

ちょっと打ち明けると、最近、身近な人が亡くなったり離婚したり、友人が離れていってしまったりしたのです。命は永遠に続くものじゃないし、縁も絶対的なものじゃないんですもんね。でもそれに変わるものなんて何もなく、本当に胸のあたりにぽっかり穴があいた感じがします。。

それでも、感動したり心が躍ることがあれば、素直にいい気分になります。誕生日にも書きましたが、人間て両極端な感情を同時に抱く事ができるもんなんですねえ。
もう何才か幼かったらそうは思えなかったかもしれませんが、今は私にもし何かあったとしても、自分のせいで大切な誰かの幸せが減ってしまうなんて嫌だよなぁ、できる限り幸せでいてほしいよなぁと思うから、そうしようと思えるようになったのかもしれません。人によっては薄情なやつに見えるかもしれないけれど・・・。
だって、悲しい気持ちは減るわけじゃなくて、悲しいものは悲しいんだもんなって。どうやったってふとした時に、めそめそな気分になっちゃうし。だからって、その気持ちの勢いにのまれてしまっていては自分や周囲の人のために良くないもの。

実際、さっきまで笑ってたのに、気づくと泣きたくなっていたりします。笑
以前なら毎日をできるだけ楽しめるように、早く元気にならなくちゃなーって思っていたけれど、今では泣いたり笑ったりするのって人間らしくって、別に焦って頑張らなくてもいいのかもなぁと思えてきました。ただ、うれしい時は喜んで、悲しい時には悲しくなればいい事なんだなぁって。

最近、自分が何かを好きになる時って、その世界観を感じた時だなぁと気づいたんです。好きになる時というのは、その魅力を感じた時なのかな。
展覧会に行ったときも、大勢の作家さんの作品が少しずつ展示してあるよりも、一人の作家さんの生い立ちや環境の変化の紹介とともに、たくさんの作品が展示してある方が好きです。
そこには、何かに挫折した時はこんな作品、幸せな時はこんな作品だったよ、という風に紹介されていたりして、生き方も全部ひっくるめてその作家さんを感じられて、いいなぁと思うんですよね。作品1点をみただけで、その作家さんの世界観を感じるのってなかなか難しいもの。
作家さんに限らず、人自体についてがそうなのかもしれません。その人を知れば知るほど好きになる事が多くて、結構簡単に好きになっちゃうんですよね 笑。

そんなわけで、いい格好ばかりしていなくても人はちゃんと愛してくれるのかもなぁーなんて思っちゃったりして。だから今日はこんな事書いたのかもしれません。って事は、、私は人に愛されたいんですね・・・ははっ照れる!!(自分で分析しておきながら)