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日々のものづくり&気になることいろいろメモ

Melody展が終わりました。

2013年Melody展風景

2013年のMelody展が終わって、早くも1週間近く経とうとしています。
一緒に参加させていただいた作家のみなさま、見に来ていただいたみなさま、一緒にご飯を食べていただいたみなさま、温かく見守ってくださった上に快く搬出作業を引き受けてくださったミレージャギャラリーさま、応援してくださったみなさまや家族のみんな、本当にありがとうございました!

なんだか燃え尽きた感じになってしまい、準備中は家のことも自分のこともやる!と思ってなんとかやれていたのが、展覧会後のこの一週間が一番できていない状況です。。笑
目標を持つことの大切さを感じました。。

さて、長くなるのを覚悟で、展覧会中や展覧会後に印象に残ったこと・感じていることを書いてみようと思います。

今回は立体作品の展示にチャレンジしましたが、搬入・搬出時に1本ずつ枝の一部が折れてしまい、、、これからは展示&運搬のことも考えなくてはならないと思ったのはさておき、折れても問題なく成り立つ枝の形の完成度に、とても感動しました。
よく考えると、木の枝なんて折れても折れても枝ですもんね!
作業中も、全然手を加えてないのに良い感じになっちゃって、なんて懐が深いんだろうと思ってたんです。自然の力を借りて作ってる感覚がたまりませんでした。

また、前回のMelody展では絵に対してタイトルをつけるだけだったのが、今回は絵本の中の1ページのように言葉(例:しらとり団地2「大家さんはカタツムリ 一緒にお散歩 お家ごと」など)を添えて、目に見えない部分を作ることも試してみました。
画力のなさを補うちょっとしたズルとも言えてしまうかもしれませんが、、前回はそれをやらずにとーーっても心を病んだのが一変、楽しむ事ができました。
考えてみると、絵本も目に見えない部分に面白さがあって惹かれるので、こういうやり方もアリなのかも?と自分の中では思えました。

見ていただきながら、これを作ってて楽しかったんですって言えるとうれしいですねー。前回は自信がない事しか話すことしかできなくて切なかったんです・・涙

そして一緒に展示した作家さんや、たまたま見にいらしゃっていた作家さんと話せたのもやはり楽しかったり、発見があったりしました。
特に、とても素敵に描かれているのに「上手くいかなくて紙をぐしゃぐしゃにしたりする」とおっしゃられたのを聞いて、えっ?!って。私はそれまではその方くらいに上手くなれたらこのモヤモヤが晴れるのだろうと思っていて、早くそのモヤモヤから逃れたかったんだけれど、そうか、ずっと付き合っていかねばらないものなのだな・・と目が覚めたような気持ちになりました。
普段から、何か問題を感じるとその嫌な気分から早く逃れたくて無理してしまう所があるなぁと。受け入れる事も大切だと思えました。

あとはこれからの課題でもあるのですが、評価してもらうには、作品をつくって見せたとしても待ってるだけじゃだめで、モヤモヤした気持ちを話したり、はっきりこれをどう思う??って質問したりしなくちゃいけないんだなぁと思いました。
今回は質問して評価を求めることはできてなかったなぁ。
そういう意味ではSNSなどの文字でのやりとりだと、良くも悪くもきちんと伝わらないんだなぁと思いました。いいね!なども、どんな気持ちでしてもらえてるのかちゃんとは分からなくて不安だったり、文字でキミの絵で癒されるんだよ〜と書いてもらったとしても、実際に声や表情に触れてみて初めてこんなにも想ってくれてたの?!!ってやっと実感できたり。
私もできれば自分の気持ちを自分の言葉に加え声や表情ででも誰かに伝えたいなぁと思えました。

4回目のグループ展で、これまでは参加する事に意義がある感覚でいましたが、そろそろそこから前進する必要を自分の中でも感じました。初めての子育てもこの春の幼稚園入園で一段落するので、そう思える所もあるのでしょうか。
イラストレーターという枠にこだわらないほうがいいのかもしれない、とも思い始めました。今の環境ではイラストだけ・・よりも、仕事としてはもっと自分のできる事で誰かの力になろうと考える方が自然なのかもしれないなぁと。もう既に印刷物やロゴを作ったりもしているし。逆にこれまでデザインの仕事をしていると、イラストが要らないと感じる時もありました。きっと本当に私のイラストが要るの?っていう場面もある気がするのです。

これからもイラストレーターという肩書きでいいのかもしれませんが、自分の中で枠を作ってしまいすぎないように・・
これからどうなるか分からないけれど、そういう気持ちでやっていこうと思います。
そんな訳で、何か私に手伝える事があれば声をかけください〜。

最後に再び・・、やっぱり今回も展覧会に参加してよかったです!ありがとうございました!

作品はまた改めて公開しますー。

パズルを解いたような嬉しさ

展覧会の荷物の梱包、とても不安だったのですが意外と一つにまとまった!!!やったー!これでひと安心。
まだ搬入日までに日にちはあるのですが、いくつか予定があって大きな物は今日ぐらいに発送しなくちゃいけなかったんです。よかったー。

梱包するにあたって作品のほかに自己紹介や説明文や販売物の準備もしたのですが、展覧会って作品づくり以外の作業もあって、見てもらう人により近寄って考える事ができてためになるなぁと思います。
これまでは作品づくりに精一杯で気も取られてたのだな。何度か機会をいただけるうちにやっと実感できてきました(反省)。

でも、作品づくり自体も大事だし、どっちかだけできててもあんまり良くない。これからもこのバランスをとることが課題だなぁと思います。
作品については相変わらず自信ないので頑張っていかねばー。

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自然のものでつくる

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イラストの仕事を始めてからの作品としては初めてとなる、立体作品がほぼ出来てきました。
写真はその一部です。

羊毛と蜜蝋と木の枝などの自然のものを使っての手作業って、なんて気持ちがいいんだろうと思えました!
最初だからまだまだ下手っぴなはずなのに楽しいって幸せですね。

写真に撮りづらい作品なので、気になってくださった方はぜひギャラリーまでみにきてください♪

これからはこういう平面以外のものも作って行きたいです。

でも今日も枝を1本ぽきっと折ってしまいました…無事に搬入できるでしょうか?!ドキドキです。

やるとやらないの間のこと

手作りビスケット

子供がまだ小さいのもあって食べ物の添加物などを気にして最近は、ゆる菜食でおやつもなるべく手作りするようになりました。

おやつの手作りができているのは自分自身でも驚きで、なかしましほさんのレシピのおかげ!本当に簡単なのです。
ほぼ毎日で外出時にも持って行くようになってきてるんですよ。

こんな風に、一見大変そうなのにやってみたら楽しくて自然とどんどんやれてしまう教え方にとっても憧れます。

ほかに私の好きな方々でいうと
音楽では高木正勝さんが、ご自身の曲の弾き方を動画サイトにアップされているし、

イラストでは以前このブログでも書きましたがエド・エンバリーさんが子供向けに色々なモチーフの描き方の本を出版されています。

みなさんそろって「ひとまずやってみなよ。楽しいよ!」とすすめてくれているように思えます。
やってみないうちは難しそうな気がしてしまうけど、いざやってみれば思っていたよりも簡単で楽しいことを知れるのです。

やり始めてしばらくすると、上手い下手ってなんなんだろう?ってその境目すら分からなくなってきたりします。
こんな風に最初の垣根を低くしてくれる活動って素敵だなぁと心から思うのでした。

新しい場に出かけると、会話の中でそういう役割をしてくれる人もいますよね。とても素敵な出会い。私も何かで誰かにとってのそういう存在になれればなぁ。

[感想] じぶんだけのいろ レオ・レオニ

じぶんだけのいろ―いろいろさがしたカメレオンのはなし

最近読んだこの絵本を思い出して、なんだか胸がぽわっとします。

あるカメレオンが自分の身体の色が環境に影響されてどうしても変わっちゃうのを嘆いてたら、ほかのカメレオンが一緒に過ごして一緒に変わってみようと提案するのです。

ここからは自分の解釈になるのですが、一人でいると変わることに対してあんなに不安だったのに、一緒に変わってくれる誰かがいればこんなに楽しめるんだよ♪変わってもいいんだよって言っているように思えました。

私自身も自分の考えを持てば持つほど、孤立するように感じてしまったりします。
そういう感情があるから印象に残ったのだろうな。
私にも一緒に変わってくれる誰かがいたら、どんなに楽しいだろう!って。仲間がほしいのだな。
このカメレオンたちのように変化のタイミングも一緒だなんてことは、もうなかなかないだろうなー。