今日は「プロフェッショナル 仕事の流儀(NHK)」をみました。
初めて知ったのですが、アナウンサーの住吉美紀さんと脳科学者の茂木健一郎さんが色んなプロフェッショナルな人を迎えてお話を聞く番組のようです。(こういうの、とても好き♪)
今日は<クリエイターたちの言葉
>と題するトークスペシャルで、アートディレクター・佐藤可士和さん、デザイナー・吉岡徳仁 さん、建築家・隈研吾さん、装丁家・鈴木成一さんが出ていました。以前放送済みのその4人の回の印象的な言葉をクローズアップした特集といった感じでした。
全員のおっしゃっているあらゆる事に共感できて心が揺さぶられたし、茂木さんの質問の切り口も、脳科学者としての視点からだからかとても興味深かった。そして内容には関係ないけれど住吉アナウンサーの衣装や髪型、彼女自身の雰囲気もとても好きな感じですごく気になってしまいました。笑 住吉さんは紅白の総合司会をやるあの人なんですねー。なるほどと思えました。
気になってmixiで番組のコミュニティーを探してみてみたら、住吉さんと茂木さん本人からのコメントもあったりして、とてもあたたかな雰囲気。茂木さんの事も知りたくて少し調べてみたら“「クオリア(感覚の持つ質感)」をキーワードとして脳と心の関係(心脳問題)を研究している”とのこと。私自身も前々から「クオリア」を感じていて気になっているので、茂木さんの著書も読んでみたくなりました。
佐藤さんや吉岡さんが言っていた、「まずは本質を知ってから余計なものをそぎ落としてシンプルにする」「シンプルにすることが一番強いエネルギー発揮できる」ということ、隈さんが言っていた「その場(現場)にいかないと分からない何かがある」とか「まわりの環境に負ける(なじむ)ものを作る」「制約がある中に(無難じゃない方向に)逆に面白い答えがある」ということ、鈴木さんの言っていた「売れる売れないに関係なく自分の納得するまでやる」「持続していれば、本当にいいならいずれ評価は身内以外の誰かがする」ということが心に残りました。(すみません、かなり私自身の解釈が入ってると思いますが・・・)なんだか鈴木さんだけが特に職人ぽくて、ずっとずっと努力してここまで来られたんだろうなぁという感じがしました。
きっとほかの人は全然別の言葉が心に残るのかもしれませんし、別の解釈をするのかもしれません。
私の心に残ったこれらの言葉は、どこか自分の状況にも通じるものがあるのだと思います。今自分の向かっている方向へ後押ししてくれる言葉だったり、努力しようと思える言葉だったり。いずれにせよ前向きな気持ちにさせてくれました。感謝。
12/11は日本を代表する絵本作家の一人である荒井良二さんの回のようなので、これは見なくちゃ!!と思います〜。
「プロフェッショナル 仕事の流儀」番組ホームページ