memo

日々のものづくり&気になることいろいろメモ

肉のジャケ買い?

肉のマルト包装紙

近所のお肉屋さんの包装紙が好きです。
ここは馬肉も売ってる所なのだけれど、包装紙には馬はいないんだなぁ。

「こんな包装紙だったらちょっと高めても買いに行っちゃうなー♪」とつぶやいていたら、そんな理由!?って、だんなクンに軽くおこられました。ダメ主婦な発言だったかなぁ。。
もちろん国産で、新鮮で、美味しいからというのもあるんだけれども。
ちょっと高めとはいえ、ちょっとまけてくれたりも。

軽くおこってきただんなクンも、「このお店のサイトを作るとしたら、この包装紙みたいな壁紙を作って・・・」とか言う話にノリノリでした。ほら♪ここのこういうファンて結構ほかにもいるんじゃないかなー?

あぁなやましい。
生活のゆとりには食事をおいしくモリモリ食べるという事が大切だと思うし!そして、こんなお気に入りの包装紙に包んでもらえたらさらに小さな幸せを感じちゃうもん。お肉屋さんでグラム数を言って買うのってなんか慣れなくてなかなか挑戦できなかったのに、ここにはなんだか買いに行けたんですよねー。

あぁなやましい。

安曇野 肉のマルト

安曇野ちひろ美術館に行ってきました

安曇野ちひろ美術館が12月から冬期休業に入ってしまうので、
せっかく近いのに・・・と思っていそいそと出かけてきました。

美術館のある北安曇郡松川村には、いわさきちひろさんのお母さんの実家があって、
ちひろさん自身も小さい頃によく訪れていたようで、
童画家になってからもアトリエ兼別荘を建てるほど、親しんでおられたようです。

私は自分が本当に有名な画家さんの絵をたくさん見たりしていないんだなぁと実感して恥ずかしくなるのですが、
北斎さんの時と同様、こんなにちひろさんの作品をきちんと見たのは初めてで、
今日もまた色んなものを肌で感じる事ができました。
(最近になってようやく自分にもいい絵を見られるアンテナが備わったのかもしれません。。)

構図や色使い、タッチなどはもちろん素晴らしかったのですが、
テーマが統一されていて、ちひろさんの想いがとても強く感じられる所にぐっときました。
ちひろさんは戦争を体験されていて、子どもたちの平和を祈りつづけ、絵を描き続けたのだそうです。
私にも平和やみんなの幸せを願う気持ちはあるのですが、
やはりちひろさんの経験から湧き出たその祈りのパワーには到底かなわない!と思いました。
生涯一つのテーマで描き続けたと言えると思うのですが、
そういえば自分はそういう所が弱いのかもしれないと気づくことができました。

ちひろさんは徹底して絵の腕を磨いていたし、
平和を願う想いも生き方に大きく現れていてとても大きなベクトルを感じます。
自分にも何かしらベクトルを感じてはいるのですが、
今こそ努力してチカラを付けていかねばならない時なのかもしれないなと思いました。

がむしゃら・・とまではもう行かないかもしれません。
やっぱり、自分自身と周囲(家族など)との生活もあって、
そこから視線をそらしてまで頑張るのは良い事だとは思えないし、
良い作品が生み出せるとも思えない。
と、似たような事をちひろさんもおっしゃっていたようでとても胸に沁みました。

ほんとに、色々な方の作品や、人生に触れたいなぁと思い始められていて、
なんだか最近心がぽかぽかです♪

ちひろ美術館・東京/安曇野ちひろ美術館

北アルプス
安曇野ちひろ美術館の敷地内からみた今日の北アルプス

「プロフェッショナル 仕事の流儀」をみました

今日は「プロフェッショナル 仕事の流儀(NHK)」をみました。
初めて知ったのですが、アナウンサーの住吉美紀さんと脳科学者の茂木健一郎さんが色んなプロフェッショナルな人を迎えてお話を聞く番組のようです。(こういうの、とても好き♪)

今日は<クリエイターたちの言葉
>と題するトークスペシャルで、アートディレクター・佐藤可士和さん、デザイナー・吉岡徳仁 さん、建築家・隈研吾さん、装丁家・鈴木成一さんが出ていました。以前放送済みのその4人の回の印象的な言葉をクローズアップした特集といった感じでした。

全員のおっしゃっているあらゆる事に共感できて心が揺さぶられたし、茂木さんの質問の切り口も、脳科学者としての視点からだからかとても興味深かった。そして内容には関係ないけれど住吉アナウンサーの衣装や髪型、彼女自身の雰囲気もとても好きな感じですごく気になってしまいました。笑 住吉さんは紅白の総合司会をやるあの人なんですねー。なるほどと思えました。

気になってmixiで番組のコミュニティーを探してみてみたら、住吉さんと茂木さん本人からのコメントもあったりして、とてもあたたかな雰囲気。茂木さんの事も知りたくて少し調べてみたら“「クオリア(感覚の持つ質感)」をキーワードとして脳と心の関係(心脳問題)を研究している”とのこと。私自身も前々から「クオリア」を感じていて気になっているので、茂木さんの著書も読んでみたくなりました。

佐藤さんや吉岡さんが言っていた、「まずは本質を知ってから余計なものをそぎ落としてシンプルにする」「シンプルにすることが一番強いエネルギー発揮できる」ということ、隈さんが言っていた「その場(現場)にいかないと分からない何かがある」とか「まわりの環境に負ける(なじむ)ものを作る」「制約がある中に(無難じゃない方向に)逆に面白い答えがある」ということ、鈴木さんの言っていた「売れる売れないに関係なく自分の納得するまでやる」「持続していれば、本当にいいならいずれ評価は身内以外の誰かがする」ということが心に残りました。(すみません、かなり私自身の解釈が入ってると思いますが・・・)なんだか鈴木さんだけが特に職人ぽくて、ずっとずっと努力してここまで来られたんだろうなぁという感じがしました。

きっとほかの人は全然別の言葉が心に残るのかもしれませんし、別の解釈をするのかもしれません。
私の心に残ったこれらの言葉は、どこか自分の状況にも通じるものがあるのだと思います。今自分の向かっている方向へ後押ししてくれる言葉だったり、努力しようと思える言葉だったり。いずれにせよ前向きな気持ちにさせてくれました。感謝。

12/11は日本を代表する絵本作家の一人である荒井良二さんの回のようなので、これは見なくちゃ!!と思います〜。

「プロフェッショナル 仕事の流儀」番組ホームページ

山を見て気づく

エビアン山
最近遠くに見える山がどうしてもエビアンに見える。
よくある雪山のイラストのあの表現は結構リアルなものだったんだなぁと思いました。
特に日が傾いてピンクがかった時。まさにエビアン・・・。
自分も今までこんな風に描いたことがあるのに、
実物をみて今さらそんな風に思うなんて。。
じゃあ今までは何かの絵の印象を元にして描いてたってことか?

自分のイメージの中には、結構誰かの表現したものが元になってることがあるんだろうなーと、気になってきました。
特に自然に関する、お花・葉っぱ・木とか。なんとなく描くけど、あの種類は?わからない。。きっとかなりたくさんありそう。。

できれば自分の表現するものは、自分独自のイメージで作りたいって思う。難しそうだけれど・・・
そしたら色んな実物をみてスケッチでもすればいいのかもしれないですね。
なんか今まで持っていたスケッチとかデッサンのイメージがちょっと変わったかもです!発見だ!

栗と北斎とセーラさん

今日は小布施に行ってきました。

まず、栗かのこの「桜井甘精堂」のロゴやパッケージの雰囲気が好きです。
これは昔ながらのものなのかなー。すごく気になります。

そして、セーラ・マリ・カミングスさんというアメリカ人(かな?)の女性が小布施の街へ与えた影響も気になります。(←だんなクンから聞いた)
セーラさんが再構築に関わったという「桝一市村酒造場」のお店を見たけれど、
日本の伝統の良い所を残しつつ今にも通じる雰囲気になっていて、すごくステキでした。

あと、葛飾北斎が好きになりました!
恥ずかしながら今日はじめて北斎館で北斎さんの絵をまとめて見ました。本当に面白くて、ぞくぞくしました。とてもデザインされてる。。かっこいい。。

気づくのが遅かった事が悔やまれるけど、
逆に遅れても気づけた事がうれしい。
そして自分の国の好きな所が増えたのもうれしいです。
今日出会った事達から少しでもいい影響を受けられれば!

色々ステキで気になって楽しかったけど、
すごく寒かった!もっと着込んでいくべきだった・・・

桜井甘精堂
※サイトにはあまり私の好きな雰囲気が出てないなー。

桝一市村酒造場

株式会社文化事業部(セーラさん関連で)