日々のものづくり&気になることいろいろメモ
背守り 子どもの魔よけ 展
「背守り」って知ってますか?私は初めて知りました。
昭和の初め頃までは子どもの無事成長を願い、着物の背中の部分に魔除けの刺繍を施していたそうです。
普段から私は背中(首の後ろ)に刺繍が施された洋服に惹かれがちで、それが子どものお守りになっていたという事実でさらに引力を増強され、子どもと一緒に行ってきました。
『着物を彩る祈りのかたち、子を慈しむ母の手仕事』というコピーも素敵です。
実物をみていると、込められた想いがあたたかくふわふわっと伝わってくるようで心地よい時間を過ごすことができました。身につけるものに想いを込めるっていいなぁ。ブックレットを購入しましたが、やはり実物がいいですね。自分でも刺繍したくなって、色んな紋を紙に描き写して練習してみたりもして、ワクワク・・。
ただの好みなのか、母だからなのか、ワクワクします。もしかして前世で身近だったのかも・・と思えるくらい。これまでは和の物に惹かれる事が少なかったので嬉しくなりました。
大阪の展示が終了した後は、東京にも行くようですよ。
【背守り 子どもの魔よけ 展】
場所:グランフロント大阪タワーA 12階 (大阪市北区)
日時:2014年3月7日(金)~5月20日(火)/10:00~17:00/入場無料
休館日:水曜日
“子どもの魔よけとして着物の背中に縫取られた「背守(せまも)り」、端切れをもらい集めて綴った「百徳(ひゃくとく)着物」。本展では、昭和の初めころまで子どもの無事成長を願い作られていた祈りの造形の様々を通して、かつての衣文化の豊かさを伝えます。”
http://www1.lixil.co.jp/gallery/exhibition/detail/d_002767.html