花火を撮るか観るか。
花火大会は視界いっぱい、ドーン!っていう音も肺の中に空洞(ってあるのかな?)に振動とともに響き渡る数十分間。地方に住んでて良かった〜と思える瞬間です。
ここ何年かはそんな風に楽しんでいるのですが、今年は花火の写真をこれまでと違って2,3枚なんとなく撮った程度でした。そんな風に最近は色々な場面で自分が写真を撮る機会が減っているなぁと感じています。
前までは「いいなと思ったものは全部写真に記録しておきたい!」みたいな気持ちがありました。
今はどうでしょう・・「“撮ろうとしている時間”がもったいない?全てを五感で感じて感覚に刻みつけたい!」・・みたいな感覚があります。
スマホだと上手く撮りきれないというのも理由の一つだと思うけれど。。
↓視界いっぱいで感動してもこんな風にしか撮れない・・
でも、花火大会みたいなものは毎年あるから、しっかりその時間を堪能してまた来年を楽しみにすればいいのかなぁとも。
綺麗に撮れても、きっとそれは肉眼で観たのとはまた別世界なのだろうな。
多分、撮る機会が減ったのはだんだんそういう風に感じてきていたからだと思うんですが、今回は私がそれでも一応とっておこうと思ってぱっと写真を撮った時に、一緒にいた子どもが「ぼくも〜」って撮りたがったことがきっかけではっきり意識できました。子どもに対しては「キミにはちゃんと五感で味わってもらいたい」と思ったのでした。
今この時に集中することが、幸福感につながると色々な所で言われているのが気になっていて、普段から自分なりに外からの情報に流されすぎないようにしたいなぁと思っています。
けれど、感動を記録することも大切・・。適度なバランスを見つけられればいいなぁ。
けれど、ほんとうに車も歩いて5分ほどの所に駐められ、場所取りも必要無し。好きな所にゴザひいて座って観られるのです。
東京在住の時に有名な花火大会に出かけた時を思い出すと夢のようだわ〜。