絵本「りんごのわけかた」アップしました。

絵本自体はもう随分前に製本前の段階までできていたのですが、やっとslowlygrow.jpにアップしました。

こちらからご覧くださいませ! https://slowlygrow.jp/picturebook/index.html よろしければ感想を♪ https://slowlygrow.jp/memo/2010/08/31_1647.html この絵本、おかあさんを喜ばせるシーンがあるのですが、じつはお話を考え出したのは妊娠がわかる前なので、いままた自分自身がおかあさんになってから読むのもまた新鮮な気分でしたー。 ちなみに今回アップしたものは「えほんてん」で展示したものとは少し違っています。 展示したのは妊娠中に一旦完成させたもの(ver.1)で、 アップしたのは産後にそれを手直しして絵本コンペに応募したもの(ver.2)です。 なので、ある意味初公開と言えるかもしれません! といっても、えほんてん終了からもう随分時間が経っているので、何が違うか分かる方はいなさそうですけれど…笑

絵本コンペの結果など

こんにちは。すっかり暖かくなりましたねー。といいつつこちらは今夜少し寒いみたいですが…

「りんごのわけかた」の手直し、なんとか4月下旬のコンペの締切に間に合いました!そして先日、審査結果が郵便で届きました!

結果は…入選ならず!
4次選考を通過したら入選となるところ、1次選考通過し、2次選考で落ちちゃったみたいです。

今の自分の精一杯でのぞみましたが、自分自身でも作りながら色んなことを感じたので、そうだよなぁまた次がんばろー!という気持ちになれましたよ。
また来年応募したいなぁ。

で、早速作りながら感じたことを次にいかせればと今は4作目の事で頭がいっぱいで既にワクワクしています♪笑

これまでは締切がせまってから焦ってががーっと作ってしまったので、今度はじっくり時間をかけて取り組みたいんですよね。

さて、どうなることやら…
がんばりまーす。

「えほんてん」ありがとうございました。

25日で、銀座ギャラリーでの「えほんてん」が無事終わりました。
足を運んでくださったみなさまはもちろん、応援してくださっているみなさまや、ギャラリーのオーナーさん・参加者のみなさまに対しても感謝の気持ちでいっぱいです。

やっぱり、普段は一人で孤独と戦って制作する感じになるので、実際に色んな方々と会ってお話できる機会ってものすごく大切ですねー。
みなさんと話していて、自分とは違う視点だったり、自分自身の見えない部分も見えたりと、本当に刺激を受けられました。
20日から5日間、あっという間だったなぁと思います。

またもう少し落ち着いたころにお礼状を出すつもりなので、何卒よろしくお願いいたします!

途中だった絵本作りメモも、また改めてまとめみたいなものを書こうかなぁと思います。こちらもどうぞよろしくお願いいたしますー。

映画づくりから学ぶ(えほんのこと@09.03.30)

少し前にNHKの「伝える極意」という番組をたまたま見たのですが、おぉっ!と思ったのでここに書いておきたくなりました。

映画監督の大林宣彦さんが、ちびっこ達に映画(映像?)の編集について教えている内容で、この日は既に16回目でした。(全17回だったのでもう既にこのシリーズは終わってしまってます)

16回目では、映画の編集作業につながる演習として、「組みことば」と「組み写真」という作業をしていました。言葉(単語)や写真を自由に組み合わせて、自分なりの文章を作ったり、写真に合うストーリーを考えるというものです。
で、私は「これは絵本づくりにも大いに関係する授業内容だぞ!見なくては!」と思い、食い入るように見た訳なのです。

これまでにも私は、組み写真についてはイメージした事があった(絵本のめくる効果がそうですよね)のですが、言葉も組み合わせ方によってこんなにも印象が変わってくるんだーと、大変感心したのです。

たしか、「わたし」「好き」「海」「見ている」(あれ?もう1単語あったかな?忘れちゃいました、ゴメンナサイ)っていう単語の組み合わせだったのですが、「わたしは海を見ているのが好き」と「海を見ているわたしが好き」とでは意味が違ってくるし、「わたしは海を見ているのが好き」と「海を見ているのが好きなわたし」では強調される部分が変わってくる・・・。
まだまだ応用できるまでには消化しきれていないのですが、これは今後の絵本のストーリーづくりにいかしていけたらいいなぁと思いました。

それから、組み写真の演習の所でも、おぉっ!と思いました。
ただ写真を並べて、見えている情報の範囲だけでストーリーづくりをしているちびっこに、大林監督が「事実(見えている情報)
書くだけじゃ、表現とは言えないよ」と指摘されていた所です。“どれだけイメージを膨らませて、目に見えていない部分のストーリーを考えられるか”という所でそれぞれの個性が出てくるという事なんだと思います。
その時に監督が「表現する事の面白いのは、みんなが違う所なんだよ」とおっしゃっていたのが、私にとってかなりグッときました。

自分で絵本を作ってきて、正直私も、自分の作るものについてのそのあたりにひっかかっていたのです。とくにアフロくんの絵本づくりの時の「ストーリーを考えて、それに絵をつける」というやり方では、目に見えない部分の表現が難しかったのです。
難しいので最終的に“文章を削る”という策でごまかしたような・・・。笑
そして実際その苦肉の策で、どんな効果があったのかは作った私にはなかなか分からない所なのですよねー。作った自分は細かい所まで知ってしまってるわけなので。。

それから引き続き、その番組の最終回(17回目)も見たのですが、そこではちびっこ達が実際に30秒間の映像を作っていました。作ったものを見て監督がしたアドバイスも、またまた参考になるものでしたよ。
「○○だという風に伝えたいなら、ここに××のような画が入ったほうが分かりやすいんじゃない?」とか、「ここは△△という状況だから、ズームインよりズームアウトのほうが自然な流れになるよね?」みたいな感じで、編集という意味でやっぱり絵本にも通じてくるし、分かりやすく伝えたり自然な流れを作るほうがいいって所ではデザインと同じだなぁと思えたりして。

きっと「できるだけ少ない情報で分かりやすく、なおかつイメージを膨らます事ができるようなシンプルさ」を持ったものを作れればいいんだろうなー・・・。難しそうだけれど。笑

ほんと、絵本って奥深いなぁと思います。映画の勉強もしてみたらためになるのかなぁ。

つながってきてる。

昨日「何のために?」という記事を書いてから、
またしばらく考えていて、あっそうだっ。と思えた事がありました。

今わたしはイラストレーターだったり、主婦だったり、イラストや絵本の作品づくりもしているのですが、じつはそんな境遇になった当初からつい最近までは色々と焦る気持ちがあったんです。

もっと前は一人暮らしをしていて、仕事が忙しかったのもあって、仕事中心の生活をしていました。家事も得意じゃなくて、仕事をこなす事が精一杯で、仕事だけだったと言ってもいいくらい。

そんな境遇から、急に今の環境へ変化したのもあって、やっぱり前みたいに仕事に時間をさけない事で、仕事量も減るわけで、色んな事が中途半端になってしまうんじゃないか・・・と焦ってしまっていたんです。

けれど最近になって、確かにそれぞれに使える時間は短くなってしまったけれど、不思議な事にそれぞれで得た経験や感覚が影響し合ってる事を実感できてきたんです。それも、いい意味で。
たとえば、生活の仕方や、絵の描き方、仕事の進め方、料理、片付けなど、一見別々のようなことも、本質的な部分でつながっている感じがしたのです。もっと詳しく言うと、昨日書いたことに補足を加えて「マクロ的な意味では目標は漠然としていてもよく、生活や実績にハリを持たせるためにミクロな意味での目標が必要」と思った事がその1つです。

そう思えるのは、自分の方向性みたいなものをはっきり形づくれてきたからなのかなぁ・・・。
おかげで今では、以前よりもそれぞれの作業に集中できてきたり、そういったつながりをふと感じる瞬間が楽しくなってきました。

でもやっぱりそんな風に考えられるようになったのは、家族のおかげだ!と思います。感謝しなくちゃですねー。
それと、やっぱり頭でばかり考えちゃってて作品自体にまだまだ活かしきれてないとかなり自覚しています。。私自身、まさにアフロくんなのですよね。でもここを嘆き続けても仕方が無い・・・。手を動かさなくては。少しずつ地道にがんばっていきたいです。

何のために?

今日たまたま本屋で絵本のコーナーをのぞいたら、「○才のえほん」というタイトルが並んでいるのに目が止まりました。

そうだよな、年齢に合わせてえらぶ絵本も違うんだよなーと、別に知らなかったわけじゃなく改めて思ったのですが、その流れでふと「自分が作ってる絵本って、何才のコが読めるんだろう?」と思いました。

実際は“作りたいから、作りたいように作ってる”状態で、ひとまず自由に作品を増やしていけたら・・・という感じなのですが、
今日は「これからはもっと対象をはっきりさせて作った方がいいのかなぁ」と思ってしまいました。

でも結局今は、自由に作ろうと思い直しました。
なぜなら、今は個人的な作品を作ってるに過ぎず、技術不足もあってまずは自由に作って色々と経験すればいいのかもしれないなぁと思うのと、多分これから自然に具体的な対象が現れる時がくる気がしたからです。

でも、何のためにやってるんだろう?って事って、絵本に限らずイラストを描く事自体にも思ったりします。絵本もイラストも、結局のところ、なんでやってるのか、なんでこんなに必死に続けようとするのか自分でも分かりません。笑
すごく前からやりたいと思っているからというのもあって、今いくら理由を考えても、後づけな感じがしてしまって。

でも、そういうものなのかもしれませんよね。
なんというか、マクロな意味では目的は必要ないけれど、ミクロな意味では具体的な目的を掲げたほうが取り組みやすいということなんだと思います。

1,2年前の私だったらきっと、絵本もしっかりと対象を思い浮かべてやらなくちゃ!と思ってギューギューに頑張ろうとしたような気がします。仕事で何かをデザインしたりイラストを描いたりする時は、きちんと見る人・使う人のことをイメージして取り組まないといけないと思うけれど、そのほかで今の私が作るものには、必ずしもそれは必要ないのかもしれないなぁと思いました。

なんだか、今は通過点に過ぎないような気がして。
どこに向かっているのか、何のためにやっているのかは漠然としているけれど、不思議と確実にどこか(それもだいたい同じ方向)へ向かっている実感があって、自分自身もそこへどんどん向かいたい思いがあります。

なので、今はそこへの通過点に過ぎないんですよね(なぜか繰り返し書いちゃました。笑)
そう思えた時に、なんだか気持ちがすごく楽になれた気がします。自由度が増して、目の前の事に集中できそうな感じがして。。自然体になれそうというか。。

実際のところは、頭で考える事に、手が着いて行けていない状態なのですがねー。笑
これから少しずつでも追いつければいいなぁと思っています。努力努力。

ブックハカセの絵本メモ@09.02.21

えーっと、、絵本づくりは前回のメモからあまりすすめられていません!!ちょっと焦ってきました。笑
でも落ち着いてマイペースに取り組んでいければ!と思います・・・・・

というのは、やっぱりストーリーをどうすすめていくかという所で迷ってしまうわけなのです。。ここは前作のときもかなり時間をかけてしまったし。

でも、今日なんだかふと、もう画面イメージの制作に取りかかってしまおうかと思いました。ストーリーも途中までは固まってきているし。それにその方が、前回と全然違う作り方になって得られるものもありそう!

なのですが、それでもまだ頭の中でモンモンやっていて、今夜あたりにでも手を動かしてみるかって感じなんですけど、たまたま今日「おっ」と思えた事があったのでここにメモっておこうと思いました。

車でPsapp(“ロンドンを拠点に活動するエレクトロ・トイ・ポップ・デュオ”らしいですよ)の曲を聴いていて「この人たちの曲好きだなぁ、そういえばPVはどんな感じだろう?そっちもいい感じだったりするかな。」と思いついて帰って早速探してみたのです。

そしたらあるある!
で、見始めたらアニメーションのものが多くて、絵本づくりにも参考になりそうだったんです。

こんな感じとか・・・
●Psapp - Monster Song

(あとはURLをちょっと覚え書きさせていただいて。。)
●Psapp - About Fun
http://www.youtube.com/watch?v=pRrPZZdo3dM

●psapp - On Site
http://www.youtube.com/watch?v=cJzdLrD_5Po

(けっこうシュールな雰囲気ばかりなのですが・・・)

長谷川集平さんの絵本づくりの本に、絵本のページをめくる効果と、映画の画面展開の効果(モンタージュ効果)とを重ねて話がされていたのですが、私が参考になると思ったのもそのあたりでした。

画面展開の仕方もそうなのですが、PVは映画より時間が短かったりするし、たまたまPsappのPVはアニメーションだったのもあって、構図や全体の構成などにさらに絵本ぽさを感じられて、そんな視点で見るのが面白くなってしまいました。
絵本をたくさん読むのもいいけれど、映像をたくさん見てもためになりそうですねー。

今まで感じていた事を再確認できたりして、偶然だったんですけどよい機会になりました。

こんな風に日々、何かと何かが別のところでフッとつながって、おっと思えたり、漠然と感じていたことを意識できたりする感じって好きだなぁ。
今回は絵本とPVでしたがほかにも色々あるので、また別の機会に書けるといいなぁと思います。

では、引き続きがんばりまーす。

▼これまでのブックハカセの絵本メモ
ブックハカセの絵本メモ@09.02.09
ブックハカセの絵本@08.09.20
ブックハカセの絵本@きっかけ

ブックハカセの絵本メモ@09.02.09

前回の「ブックハカセの絵本メモ」では確か、“全体が鮮明にイメージできたけど、もう少しイメージを膨らませ(熟成させ)たいからストーリーを軽く書きとめておくだけにしておこう”というような所で終わっていたと思います。
あれからだいぶ時間がたってしまいましたが、そろそろ本格的に制作開始です!

2作目の『アフロくんのひきだし』では、しっかりストーリーを考えてしまってから絵へ取りかかるやり方をしたのですが、それだと絵の自由度を奪ってしまったような感覚になったのもあって、今回はやり方を変えてみています。

少し前に図書館で何冊か絵本を読んで、同じストーリーを元にして違う表現方法を取った絵本や、同じメロディを元に違うアレンジをしている音楽の事を書きましたが、今回の絵本ではそれを参考に、大まかにストーリーを考えてそれを軸に絵の方でイメージを膨らませてみようと思いました。

そんなわけで、今は落書き程度に絵を描きながら、頭の中で構図とストーリーの肉付けを一緒にすすめようとしてみている所です。

まだまだどうなるか分からないけれど、
ひとまずはこれで2作目の時よりも絵に自由がもたせられて、制作時間も短縮できそうな気がしています。

それから、一度鮮明に浮かんだイメージをそのままに作業を進めなくて良かったのかもしれません。時間も空いたことで、その間に感じたり考えたりした事や、仕事の経験で得たものなどを材料に、新しいイメージになっていきそうな気がする・・・。

どこまでここに書いていけるか分からないけれど、引き続きがんばりまーす。

あ。そういえば、2作目の時みたいに、春の原画展へこの絵本で参加する事になりました!楽しみ。

▼これまでの「ブックハカセの絵本メモ」
ブックハカセの絵本メモ@08.09.20
ブックハカセの絵本メモ@きっかけ

えほんのこと@09.01.22

今日は図書館で何冊か絵本を読んできました。

読んだ本のうちの2冊は「しらゆきひめ」。

1つは、ディック ブルーナさん (著・原著), 角野 栄子さん (翻訳) の「しらゆきひめ」、
もう1つは、グリム (著), 立原 えりかさん (著), いわさき ちひろさん の「しらゆきひめ」です。
(グリムさんって書くのに違和感があったのであえて書きませんでした・・・一応補足。)

ブルーナさんの「しらゆきひめ」は、ブルーナさんらしいシンプルな絵と文で、シンプルな分、想像をかきたてられる感じがしました。古い有名なおはなしでも、ブルーナさんが絵本にするとこうなるんだなーと思いました。

一転、もう1つの「しらゆきひめ」は、立原さんの文もちひろさんの絵も、白雪姫の美しさや、悪いおきさきさまの恐ろしさとかがとてもよく感じられて、私はこちらのほうが好きだなぁと思いました。

普段のわたしはブルーナさんみたいに、シンプルにする事がいいと思う質なのに、今回はなぜかそんな感想を持った感じです。なぜかはうまく説明できないんだけれど・・。
でも、絵本をつくる側の人間として考え直すと、両方の“ねらい”のどっちが良いとか悪いとかは無いなぁと思います。だからたぶん、好みの問題です。笑
ブルーナさんの「しらゆきひめ」のシンプルさは、小さい子でも楽しめそうでいいなぁと思うし。

やっぱり、同じテーマで違う人がつくると、表現方法の違いが分かっておもしろいですねー。
学生のころは与えられた課題にそって作品を制作し、みんなで講評を聞いていたのだから、長い間そういう環境にいたはずなのに、いままた改めてそのおもしろさを感じています。

音楽ででも同じような所で楽しさを感じるのです。
ボサノバやジャズとかをいろいろ聞いていると、さきほどの「しらゆきひめ」みたいに同じ曲を色んな人がアレンジして歌ったり演奏したりしているので、それぞれの雰囲気の違いを感じられて楽しいのです!

それで、そんな風に同じ内容でも表現の仕方によって随分印象がちがうのは、人の「生き方」とかにも言えるなぁとか、なんだか偉そうにも考えてみたりしていました。笑
色んなことに当てはめられますよねー。この面白さを知っていることで、色々なことがさらに面白くなればいいんだけれど。

そんなわけで、ステキな表現ができるようになりたいなぁ、そんなセンスが欲しいものだなぁと思うのでした。

話は変わって・・・・
なぜこの時期に、絵本を読み出したかいうと、春までに1作絵本をつくろうと思っているからなのですが、今日数冊読んでみて、これは時間が足りないなーと思いました。

なんというか今色々読んだとしても、今度の作品にアウトプットするにはまだまだ消化する時間が足りなくて、その次か、さらに次の作品づくりの時にならもっと活かせているかもしれないって感じかな。。
運が良ければもしかして、今度の(春までに作ろうとしてる作品)にも“作ってるうちに”間に合うかもしれませんが・・・!

そんなわけで、これからはちょこっとずつでも色んな絵本を読んでいきたいなぁと思う今日このごろです。

▼今回おはなしした2冊の「しらゆきひめ」はこちら!
(ブルーナさんのは現在残念ながら取り扱ってないみたいですが、いちおう・・・)

  

自然体になれるかな

マイペースに物事に取り組めている時は、いろいろ滞り無く流れていく事が多い気がする。
でも、誰かがいい感じにやっているのを見ると、一転して不安になったり焦ったり。
これって絶対とは言えないけど、みんな同じなのかなぁと思うのです。

私もしょっちゅうそんな感じに弱い気持ちになったりしてしまいます。。
そこから安心できるまで頑張っては、また不安になったりを繰り返すことにより成長できたりもして、必ずしもマイナスなことじゃないとは思うけれど。

私の場合は、これまで何か作品を作って誰かにみてもらう機会が何度もあったわけなのですが、人の反応がすごく気になってしまいます。いい感想をもらえたら手応えを感じて、逆によくない感想をもらえたら反省をして今後にいかしたいのです。

けど、ゆるゆると個人的にそんな活動を始めてもう2年くらいになり、思ったのですが、実際は感想がもらえない場合が一番多かったりします。
(ブログやサイトで発表したりする事が多かったりするのもありますが。。)
仕事だとお客さまにOKをもらって終了!ってことができるけれど、オリジナルだとそういったゴールみたいなものが無いに等しくて、自分の中でどうなのか?という所と、人にどんな感想をもらえるか?みたいな所で感じる「手応え」で判断することになるからだと思います。

でもどちらかというと、オリジナルの作品づくりに大事なのは「自分の中でどれだけ納得ができるか」な気がします。それには自分なりの信念とか価値観とかいうものが必要になってきて、いろいろ考える日々なのです。

感想がもらえないと、つまらないって事かなぁとかネガティブに捉えてしまいがちだったのですが、自分で実際に「いい意味で感想が言えない!」っていう経験をして、かなり楽になれてきました。
それは、10月に東京で高木正勝さんのライブコンサートをみたときのことです。
感動して涙が出るほどなのに、言葉が見つからないのです。どんな言葉もちっぽけな感じがして、言葉にしてしまうのが惜しい感じでした。

自分の作品がそれに匹敵するとは全く思わないのですが 笑、それに似たような感じで、多くは語らないけれど優しく見守ってくれている方がいるかもしれないと、やっと自然に思えるようになれてきたのでした。

長い間、なかなか強くはなれないもんだなぁと思っていたのですが、今では、強い弱いとか関係なく、なるべく自然体でいたいと思えてきました。
こうやって怖がらずに、自分の中のややこしい部分をさらすのもたまにやっていってみようかなぁとか。

伝わる人には伝わるだろうし、人の反応を気にして全てだまりこむよりは何かにつながる可能性があるはずだと、言い聞かせてやっていってみます♪