へそまがりんご?
ひんまがったりんごの木 “へそまがりんご” への “なぜ?” をきっかけに、クマックルとトリーがあたらしい仲間や場所に出会っていくおはなし。第3回創作絵本コンクール佳作入選作品。
登場人物
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クマックル
主人公のこぐま。
くるくるおどるのが好き。 -
トリー
クマックルのともだち。
ぼうけんなかま。 -
へそまがりんご
クマックルが世話をしているりんごの木
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きつね
2人をパーティーに誘ってくれる。
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きたかぜ
はたらきもの。
2人を風でふきとばしてしまう。 -
たいよう
りんごパーティーの主催者。
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うさぎ
“おんがくたい”のうたいて。1作目のうさこう?
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ちょうちょ
ふわふわおどる。1作目のふわちょ?
こんな気持ちでつくりました
ある日どこかで、風に吹かれる木の絵を見かけて、そんな曲がった木のお話を作りたくなりました。最初は曲がってヘンテコだと思う木の事が、最後にはその曲がった所も含めて好きになるような感じにしたいと思いました。主役は、1作目のクマックルにお願いすることにしました。
当初はクマックル1人で行動していたのを、トリーをお供に。実もりんごじゃないただの木の実だったり文章も長かったり、絵の色も全然違う雰囲気でしたが、何度か直して最終的にこんな形に仕上がりに。おじぎのくだりは最後の方に思いつきました。まるで意図したかのような木の形ですが、偶然なのでした。